マイナビが直近1年の転職活動者1,500名と企業の中途採用担当者1,600名を対象に実施した『微経験人材』の転職・採用実態調査の要点。微経験者を採用した企業が63.9%、採用後の満足度は73.4%に達しており、教育しやすさなどの教育効果が挙げられている。
直近1年間に転職活動を行った正社員1,500名と、企業の中途採用担当者1,600名を対象に調査した結果、転職先の志向として53.0%が「横展開型」など近い分野へ広げる微経験転職を志向していた。転職後に就いた仕事でも横展開型が42.8%、踏襲型が41.0%、挑戦型が16.2%と推移した。
企業側の採用実績は63.9%が微経験者を採用したことがあると回答。採用理由は「経験者採用と並行して採用したかった」などが多く、決め手は「コミュニケーション能力が高い」「主体性がある」が上位だった。
微経験者の採用後の満足度は73.4%に達し、未経験者より教育しやすい点や新しい業務・企業文化の吸収のしやすさが評価された。一方、期待したスキルとの差や教育・OJTの時間が課題として指摘され、採用後のミスマッチ防止には前段でのすり合わせが重要とされた。
微経験採用のメリットとして「文化・社風になじみやすい人材を採用できる」「採用対象の幅を広げられる」などが挙げられ、企業はスキル以外の適応力や成長ポテンシャルも重視している可能性が示唆された。