旭情報サービスは16期連続で増収増益を維持している。常駐型のITインフラ構築・運用管理サービスを提供し、主要顧客にはトヨタグループをはじめとする100社以上と長期取引を継続している。
同社はインフラ構築・運用管理を中心に事業を展開しており、客先にエンジニアが常駐する形態を採用している。顧客との深い関係性が安定収益の要因とされ、現場での業務改善やコスト削減の実績もある。
売上は8割強がネットワークサービスによるもので、長期的な取引関係が収益の安定性を支える。主要顧客にはトヨタグループ、デンソー、NTTグループなどが含まれ、常駐型の人材配置は2~3年のローテーションが基本だが、担当者次第で30年の長期派遣事例もある。解約率は支社ベースで年間1~2件程度と低水準を維持している。
売上の75%は20年以上取引のある企業から来ており、業種は製造業を中心としつつ、コンピュータ・家電、通信、金融・保険、卸売・小売など多岐にわたる。特定業界に偏らず多様な顧客基盤を持つことが、景気変動の影響を分散させる要因となっている。
このような長期安定の取引関係と多様な顧客基盤は、同社の継続的な成長と高い収益性を支える要素として説明される。