日銀が公表した9月の金融政策決定会合の議事要旨で、ある政策委員が利上げ幅の議論が必要な新たな局面に移行したと指摘した。多くの委員は物価上昇リスクを意識し、利上げペースの加速を支持していると読み取れる。
日銀が5日公表した9月の金融政策決定会合の議事要旨には、ある政策委員が利上げ幅の議論が必要な新たな局面に移行しているとの意見が含まれていたことが示されている。
他の委員は、日銀が目標とする2%の物価上昇率を超えて物価が上昇するリスクを認識していることを大勢が共有していたことが分かった。
この会合では政策金利を0.25%引き上げ、1.25%程度とする決定がなされ、利上げは6月会合以来であり、ペースはこれまでの半年に1回程度から加速している。決定には2人の委員が反対した。
今回の要旨公表は、今後の金融政策の議論の焦点が、利上げ幅の適切性と今後のペースに移る可能性を示唆している。