伊丹空港の午後9時を過ぎる遅延便の増加を受け、離着陸の制限が厳格化される取り組みが進んだ。具体的には到着予定時刻が9時以降なら着陸を制限し、伊丹発の便はドア閉鎖時刻が8時45分を過ぎると離陸できない等の取り決めを強化。今後は24時間運用の関西空港へ到着地を変更するケースが広がる可能性がある。
関西エアポートは伊丹空港の運用時間7時から9時までを原則とする騒音対策を維持する一方で、悪天候や空域混雑などのやむをえない事情がある場合のみ午後9時以降も離着陸を認める従来の運用を見直し、遅延便の増加を受けて制限を厳格化する取り組みを行っていることがわかった。
具体的には、伊丹へ向かう便が離陸した時点で到着予定時刻が午後9時以降であれば着陸を制限するほか、伊丹発の便は航空機のドアを閉める時刻が午後8時45分を過ぎる場合は離陸できないという時間に関する取り決めを強化したという。
この取り組みにより、伊丹空港に降りられず24時間運用の関西空港に到着地を変更するケースが発生する可能性があり、利用者への影響が広がるおそれがあるとされている。
関西エアポートは周辺地域との共生を前提としつつ、利用者への影響を最小限に抑える運用を進めたいと説明している。