ムービン・ストラテジック・キャリアはハイエンド人材紹介事業で売上と利益を大きく伸ばし、2026年中間期の業績を大幅に改善。AIコンサルティング需要の拡大とCA増員を背景に、通期予想も上方修正した。
ムービン・ストラテジック・キャリアはコンサルティング系やIT系、M&Aファンド向けなどを主戦場にハイエンド人材紹介を展開しており、恒常的な採用需要に加えAIコンサルティング需要の拡大が追い風となっている。自社データベースやコンシェルジュデスクなどの集客・支援体制を強みに、キャリアアドバイザーの増員を成長ドライバーとしている。
2026年12月期中間期の業績は売上高3,168百万円、営業利益1,576百万円、経常利益1,579百万円、親会社株主に帰属する中間純利益1,036百万円と、いずれも前年同期比で大幅な増収増益となった。CA数の拡大と1人当たり生産性の向上が寄与し、期初予想を上回って着地した。一方、賞与引当金の計上方法変更の影響で営業利益率は前年を下回ったが、費用計上時期のずれによるものと説明されている。
2026年12月期通期の連結業績予想は売上高6,400百万円、営業利益3,030百万円、経常利益3,039百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,987百万円と、大幅な増収増益を見込んでいる。AIコンサルティング需要の拡大とCA採用強化を背景に、転職支援件数と成約単価の伸長が続くとみている。
成長戦略として、2028年12月期を最終年度とする3ヶ年の中期経営計画を推進。売上高を10,000百万円、営業利益を4,600百万円へ引き上げる目標の下、CAの増員や自社データベースマーケティング、AI活用による生産性向上、M&Aでの集客・機能強化を進め、LTVの最大化を通じて生涯キャリアハブを目指す。