日経平均株価は3日ぶりに反発し、寄り付きは406円37銭高の6万5732円79銭で始まった。TOPIXも前場開始時点で4033.85となり、米国株の上昇と長期金利の低下が支えとなった。
20日の東京市場は日経平均が反発して寄り付き、前日までの下落を埋める動きを見せた。前日分の米国株の上昇や長期金利の低下が買い意欲を促し、寄り付き時点で6万5732円79銭、変動は406円37銭高となった。TOPIXも同様に堅調な滑り出しで4033.85で始まった。
同時に発表された7月の貿易収支は6345億円の赤字に終わり、民間予測の中央値を下回る結果となった。週次の対内外証券売買契約状況では海外投資家が国内株を3週ぶりに買い越した額は6212億円で、買い越しを背景に市場心理が改善した。
個別銘柄では関西電力、第一三共、任天堂、ホンダ、トヨタ自動車、ソニーグループなどが上昇した一方、日本製鉄、スクリーンホールディングス、太陽誘電、村田製作所、東京エレクトロン、レーザーテック、三菱UFJフィナンシャル・グループ、ルネサスエレクトロニクスなどは下落した。セクター別では輸送用機器・不動産・ゴム製品・電気・ガス・その他製品の上昇が目立ち、銀行・倉庫運輸・海運・その他金融は下落した。
米国市場の動向と為替も影響し、SOX指数の下落が半導体関連株を重く見る要因となったほか、原油相場の高止まりと米国の金利見通しが投資家心理を慎重化させた。ドル円は158円台後半へ振れ、ニューヨーク市場の動向に左右される展開が続いた。