大田区立伊豆高原学園のWeb宿泊予約69件をめぐり、個人情報の漏えい可能性が指摘された。不審メールの受信と、予約管理基盤「手間いらず」への不正アクセスが報じられている。
東京都大田区は2026年10月9日、区立伊豆高原学園のWeb宿泊予約情報69件について第三者の閲覧・取得の可能性があるとして公表した。予約情報を含む不審メールを受信したとする報告を受け、予約管理システム提供元への確認を進めた結果、不正アクセスの可能性が判明した。
不正アクセスは9月21日深夜から発生しているとみられ、同じシステムを利用する他の宿泊施設でも確認されていた。伊豆高原学園を運営するPFI株式会社は、提供元の手間いらずが調査報告を公表しており、過去に一部サービス機能にセキュリティ問題があったとしている。
対象となるのは8月23日から9月21日までのWeb予約分69件で、氏名・電話番号・メールアドレス・宿泊施設名・チェックイン日・チェックアウト日・宿泊料金といった情報が第三者に閲覧・取得された可能性があると説明された。一方、クレジットカード番号や予約サイトのログイン情報は該当外とされている。
不審メールは予約内容の確認やカード情報入力を装う可能性があるとして、公式窓口へ直接問い合わせるよう呼びかけられている。宿泊予約は正規手続きを踏むこと、偽サイトで情報を入力した場合はカード会社へ連絡するように案内されている。大田区は対象者へ個別通知と再発防止を進めるとした。