Coterie HoldingsがBerry Bros. & Ruddの日本の卸売事業を買収する計画を公表した。これにより卸売はThe Wine Experienceへ移管され、多くの生産者との関係が移る一方、Berry Bros. & Ruddの日本での個人顧客向け事業は維持される。
Coterie Holdingsは2026年10月15日に、Berry Bros. & Ruddの日本の卸売事業を買収する計画を公表した。買収によりアジアでの販売網を拡大するとともに、日本市場におけるBerry Bros. & Ruddの輸入業務の大半をCoterie傘下のThe Wine Experienceへ移すことになる。生産者との関係の多くも同社へ移管される見込みで、金銭的条件は公表されていない。
一方、Berry Bros. & Ruddの日本における個人顧客向け事業はこれまで通り運営され、ロンドン拠点の同社が引き続き関係を維持する。移行後も個人顧客向けサービスは継続され、日本市場における現体制は2008年以来の方針を踏襲する。
取引完了後、日本で高級ワインを供給する仕組みは再編される可能性がある。卸売と生産者との関係の多くが移管されることで、国内の流通経路や販売網の構造にも影響を及ぼすと見られる。国際的な高級ワイン流通の統合傾向も示唆される。
CoterieのCEO Michael Saundersは移行を滞りなく実現することを最優先課題とし、今後も顧客へサービス提供を継続する意向を示した。Lizzy Ruddは日本市場が重要であり、アジア各地で個人顧客向けのサービス強化につなげたいと語った。