NTTドコモビジネスがイスラエルの量子ソフト開発企業Classiq日本法人と戦略的業務提携で基本合意した。企業向けに量子回路を自動生成するプラットフォームを提案・販売し、材料開発や創薬、金融リスク計算、物流最適化などでの活用を想定する。併せてAIデータセンターのコンテナ型展開も示した。
NTTドコモビジネスは8日、イスラエルの量子ソフトウェア開発企業Classiqの日本法人と、量子コンピューターの企業利用を加速するための戦略的業務提携で基本合意したと発表した。提携は、顧客企業の用途開発から実証までを支援することを目的としている。
同プラットフォームは量子回路を自動で生成でき、超電導・中性原子・光といった異なる方式の量子コンピューターに対応する。これにより、従来は手作業で微細な設計が必要だった開発負担を軽減することを目指す。
材料開発や創薬、金融のリスク計算、物流の最適化といった分野での活用を想定。小島克重社長は、複数の方式に対応できる点が社会実装の推進につながると説明した。
同日、同社は東京都内で開催した「NTT docomo Business Forum'26」基調講演でAI向けデータセンター整備を加速する方針も示し、遊休地や電力設備を活用したコンテナ型DCを全国に展開する考えを示した。現在は全国約20カ所で協議を進めているという。