テレビ広告の取引基盤AdRMを巡る動向と、視聴ログ活用・エージェンティック広告の展望が議論された。日テレがAdRMを核に共通基盤化を進め、他局の参画計画も明らかになった。
2026年10月初旬、テレビ広告のデータ活用をめぐる動きが注目を集めた。7日に開かれたビデオリサーチフォーラム2026では、非特定視聴データの活用について民放5局の議論が行われた。
13日に日テレ、フジテレビ、TBSの3社が日テレ開発の「Ad Reach MAX プラットフォーム(AdRM)」を運営する新会社を設立することを発表した。AdRMはテレビ広告の取引をインプレッション単位で行える仕組みで、直前のCM素材差し替えにも対応する。
新会社はAdRMの技術とノウハウを吸収分割で移管し、フジとTBSが出資して共同運営する。日テレの11月取締役会承認を条件に、2027年2月に事業開始を予定している。読売テレビ・中京テレビは2026年10月から、札幌テレビ・福岡放送は2027年4月を目指す。