世界のタイミングベルト市場は、2035年まで緩やかに拡大すると予測され、EVシフトでOEM需要が減少する一方、アフターマーケットと産業機械・ロボティクス関連の需要が成長を支える見通しです。
IndexBoxの最新レポートによると、世界のタイミングベルト市場は2026年から2035年まで年平均約2.5%の成長率を想定し、2035年時点で市場指数は約128(2025年=100)に達するとしている。自動車のEV化がOEM需要を縮小する一方、アフターマーケットの需要が堅調に推移する見通しが示された。
主要用途別では、自動車エンジンが最大の需要を占めるものの、先進国でのICE車のOEM需要減少をアフターマーケットの成長が補い、産業機械・ロボティクス・自動化投資が成長を牽引するとの見方が示されている。ポリウレタン製や金属補強ベルトなど耐久性の高い素材へのシフトも進む。
地域別では、アジア太平洋が生産・消費の中心であり、北米と欧州は高付加価値分野と技術革新に注力する。市場の競争は中程度に集約され、主要企業は製品革新・提携・新興市場での拡大に重点を置くとされる。
2035年までの最終用途別の構造は自動車エンジン(約45%)、産業機械(約25%)、コンベヤーシステム(約15%)、農業機械(約8%)、その他(約7%)という見通しが示され、アフターマーケットと新興市場の動向が市場を支えるとされる。