世界ではトヨタの年間3兆円を毎月超える企業が現れ、エヌビディアは3ヵ月で約9兆円の純利益、月間では約3兆円に相当する規模を稼ぐとされる。日本企業の現状と対比しつつ、他社の巨額利益の実態に注目が集まっている。
世界で月次ベースの巨額利益を稼ぐ企業が続々登場している現状が指摘されている。日本企業の代表格であるトヨタの年間3兆円規模の利益と比べ、海外企業は1ヵ月で同等の額を超えるとの見方が示されている。
代表的な例としてエヌビディアが挙げられ、2026年第2四半期の決算では3ヵ月間の売上高が約960億ドル、純利益が約600億ドルと公表され、月換算で約3兆円規模の純利益に達する可能性があるとされる。
このAIブームの恩恵を受けたサムスン電子など韓国企業も急成長を遂げ、AI向けメモリ需要の高止まりが企業の利益と株価を押し上げている。一方、日本企業は欧州でのシェア低下や減益見通しが指摘され、国内外で富の分配や格差の拡大が議論の焦点となっている。
後編ではボーナス格差や「7000万円」級の報酬といった実態が紹介され、生成AIの普及による富の集中の実情が詳述される予定である。