G20財務相・中央銀行総裁会議で日銀総裁の植田和男氏が米財務長官と個別会談を実施し、有益な議論ができたと述べた。今後の政策決定に向け、物価安定と適切なコミュニケーションの重要性が再確認された。
アメリカで行われたG20財務相・中央銀行総裁会議に出席した日銀総裁の植田和男氏は、米財務長官と個別に会談し、有益な議論ができたとの認識を示した。会談では世界経済を取り巻く環境の変化を踏まえ、物価安定をめぐる適切なコミュニケーションの重要性などが話題となった。
植田総裁はG20を振り返り、今後の金融政策決定会合を含め、利上げを含む議論を各国と丁寧に進める方針を示した。中東情勢やAI関連、為替の変動といった要因を重視し、引き続き議論を継続する意向を示した。
また、片山財務大臣は日米の協調介入について説明し、各国の理解を得られる場になったと評価した。一方、G20の共同声明は中国の反対により取りまとめには至らなかった。