株式会社DTSはdotDataと協業契約を締結し、製造業向けの品質要因分析サービスを開始した。AIを用いた特徴量自動設計により、複数の製造条件の組み合わせによる影響を効率的に特定する点が特徴である。
DTSは2026年9月30日、AI・データ分析技術を強みとするdotDataとパートナー契約を結び、製造業向け品質要因分析サービスの提供を開始した。中期経営計画のデータ活用領域拡大を目的とし、現場に蓄積されたデータを具体的な品質改善につなげる支援を行う。
新サービスはDTS Data Management Solution(DMS)のメニューとして追加され、dotDataの特徴量自動設計技術を活用する点が最大の特徴となる。AIが数億通り以上のデータ組み合わせを探索し、品質に影響する要因候補を特定することで、人の経験や仮説だけでは見落としがちな因果関係を浮き彫りにする。
分析は三段階のイメージで進められ、既存データの整理からAIによる要因候補の探索、現場知見との照合・検証事項の整理へとつなぐ。導入時には約3か月程度の分析・検証期間を設け、要因分析の有効性を確認したうえで本格運用へ移行する方針。
今回の協業はスタートアップ共創を具体化する初の案件の一つでもあり、今後は品質改善に加え設備保全や生産性向上といった領域へ適用を拡大する計画だ。外部パートナーとの連携を深め、データ活用による業務成果の創出を目指していく。