神戸製鋼所が兵庫県加古川市の加古川製鉄所へスクラップ溶解炉の導入検討を始め、約1000億円規模の投資を想定している。2030年代前半の稼働を目指す。
神戸製鋼所は鉄鋼事業の段階的な脱炭素化に向け、加古川製鉄所にスクラップ溶解炉の導入検討を開始した。概算投資額は約1000億円とされ、2030年代前半の稼働を目指している。
新設備の導入により、従来の高炉溶銑とスクラップ溶解炉で製造した溶鋼を転炉で混ぜる“合わせ湯”方式が可能になり、大量のスクラップ投入が可能になる。これにより高炉溶銑の使用量を抑制し、CO2排出量の削減と資源循環の促進が期待される。
新設備の生産能力は年間70万トンを想定しており、品質と品位を従来と同等に維持できるとされている。
公表された資料によると、2030年代前半の稼働を目標としている。