企業が実施した300名対象の人事評価に関するアンケートの結果、納得していない割合が43.0%に達し、上司の主観性や評価基準の不明確さなどが不満の要因として挙げられました。改善策としては評価基準の明確化が最多で、納得度と仕事の意欲への影響も指摘されています。
エフアンドエムネット株式会社が運営する労務SEARCHが、企業で働く一般社員300名を対象に人事評価制度の把握状況や納得度、不満点、評価前後のコミュニケーション状況を調査しました。調査は2026年7月24日から8月7日まで行われ、結果は同調査のレポートとして公表されています。
主な調査結果として、現在の人事評価に納得していない人は計43.0%にのぼりました。納得している層は39.0%で、両者の差は小さいものの、納得度には課題があることが示されています。納得度が仕事の意欲に影響すると回答した人は70.3%に達しました。
不満・疑問の最多は「上司の主観が強い」42.7%、次いで「評価基準が不明確」40.7%が上位に挙がりました。目標・評価基準の共有状況は32.3%と限定的で、具体的なフィードバックがある人は26.7%にとどまりました。
改善策としては「評価基準を明確にする」58.7%が最も多く、次いで「評価者によるばらつきを減らす」40.3%や「評価結果の説明を増やす」39.3%が続きます。これらを踏まえ、人事労務担当者は評価前後の運用の見直しを求められています。