京都を支える京福電気鉄道が世界の鉄道企業で割安感の高い銘柄として取り上げられ、PBRやPERの割安指標と株価との乖離が数値で示された。現状の株価6,440円を前提に、割安感の解消水準がPBR1.3倍・PER7倍・過去実績ベースで9,200円、予想PERベースで14,800円、PBRベースで18,300円と試算されている。今後の業績推移と資本構成の変化が影響し得るとの見方が示された。
京福電気鉄道は世界の鉄道企業35社の中で割安感2位と評価されており、京都市と福井県を中心に鉄道・バス・不動産などを展開している。過去10年間で当期純利益が2.8倍、株主資本が2.7倍と成長している一方、株価は1.9倍にとどまっている。
株価6,440円、時価総額128億円、PBRは0.9倍と低位で推移しており、割安感の解消水準としてPBR1.3倍が示されている。割安感解消時の株価水準は9,200円(過去実績ベース)、14,800円(予想PERベース)、18,300円(PBRベース)と試算されている。
同社の業績推移は売上高1.2倍、営業利益3.5倍、当期純利益2.8倍と利益面が改善している。今後は観光需要の回復や不動産賃貸収入の拡大が寄与するとされ、ボートレース三国などの資産活用も将来の収益に寄与する可能性がある。
京福電気鉄道の割安感は他社比較と過去実績比較の双方で評価されており、現状の株価水準が割安感の解消水準まで上昇すると株価は大幅に上昇する可能性があるとの示唆がある。
本記事は京福電気鉄道の現状と今後の価格目標を数値とともに整理している。