クラウド電子カルテ『CLIPLA』に生成AIのAIサマリー機能が導入され、過去カルテの要点を自動で要約表示する。提供開始は2026年11月を予定し、当面は無償で提供され、80回日本臨床眼科学会でデモも行われる。
クラウド電子カルテ『CLIPLA』シリーズに、生成AIで過去のカルテ記載内容を要約・整理して表示するAIサマリー機能を、2026年11月から提供開始予定と発表した。利用を希望する医療機関には当面無償で提供される。第80回日本臨床眼科学会の企業展示でデモも行う予定だ。
AIサマリー機能は、過去のカルテの主訴や所見、処置、処方などの記載内容から要点を抽出し、カルテ画面上に要約として表示する。医師は表示された要約を確認・修正して活用する。再診時の経過確認や引き継ぎ資料作成などの場面を想定している。
機能はカルテを「書く」作業ではなく、過去カルテを「読む」時間を短縮することを目的とする。カルテ画面から離れずに利用でき、別システムへの転記や切替は不要とされる。安全面としてオプトイン方式での提供、AI学習への情報提供の不利用、データの国内処理・暗号化・アクセス制御等の安全対策が挙げられる。
今後は医療機関からのフィードバックをもとに改善を継続し、生成AI等の技術を活用して医療従事者の業務負担軽減と患者へより良い医療の提供を目指す。第80回日本臨床眼科学会でのデモ展示期間は2026年10月29日〜31日、会場は京都国際会館。