マーベル・テクノロジーはハイパースケーラー向けAI事業の収益化時期を先送りしたとして、株価が13.5%下落した。第2四半期の好決算と自社株買い完了を受け、財務見通しは上方修正された。
マーベル・テクノロジーは第2四半期の売上と利益が増加したと発表し、データセンター事業の追い風を受けて2027年度と2028年度の売上見通しを引き上げ、総額45億6,000万米ドルの自社株買いを完了した。
しかし同社はハイパースケーラー向けAI事業の収益化スケジュールを後ろ倒ししたことを示唆し、これが市場の反応として株価の急落につながった。
経営陣は、Googleを含むハイパースケーラーとの提携拡大による財務上の恩恵の多くは2029年頃に初めて現れる可能性があるとの見解を示し、短期の成長見通しと長期の収益化タイムラインの乖離が投資家の関心を集めている。
この状況は、データセンター向けAIインフラ投資の現状と、ハイパースケーラーの自社チップ投資の継続性リスクを巡る議論を再燃させ、同社のAI投資ストーリーの再評価材料となっている。