フーリハン・ローキーが公表した調査レポートによると、物流を含む建設・人材派遣業界は2026年度第1四半期に増収増益を維持。価格改定と在庫動向、M&Aの活発化が業界に影響を与えている。
フーリハン・ローキーは6日、建設、物流、人材派遣業界を対象とした2026年度第1四半期の業績とM&A動向に関する調査レポートを公開した。物流業界では、ドライバー不足やコスト増を背景に大手傘下入りが進み、国内外で大型再編も公表されている。
物流業界全体では、価格改定や輸送効率化の進展に加え、中東情勢を背景とした運賃上昇などがあり、全体として増収増益基調が続いた。特にトラックの企業物流セクターでは、在庫確保・前倒し出荷、原油価格高騰を背景とした大手への切り替えなどで物量が増加し、業績が好調だった。
2026年度は各種コスト増による利益圧迫が続く見込みだが、業界全体としては引き続き増収増益が見込まれている。上期の好調な業績を受けて上方修正も公表されており、M&Aは今後もエッセンシャルワーカー関連での人材確保や専門領域の強化を目的とした動きが増えるとみられる。