スペースXが2026年4〜6月期の決算を公表。売上高は前年同期比で約92%増の7억8140万ドルだが、最終損失は約5億4100万ドル、AI投資が売上高を上回る状態だった。
米宇宙企業スペースXは2026年4〜6月期決算で売上高が前年同期比92%増の7億8140万ドルとなり、最終利益は約5億4100万ドルの赤字となった。設備投資額は売上高を大きく上回り、総額は約183億6900万ドルに達した。
AI向けの投資が総投資の大半を占め、AI関連の設備投資は前年同期の約21倍の約158億2800万ドルに拡大した。CEOのイーロン・マスクはAIの計算能力を「信じられないほどの速さで大規模に構築している」と説明している。雲間の成長要因としてデータセンターの計算能力を外部へ提供するクラウドサービスの拡大が挙げられ、AI投資を積み増しても短期間で回収できるとの見方を示した。
部門別では黒字となったのは衛星通信網「スターリンク」を中心とする通信事業のみだった。スターリンクの契約者数は約1200万人に達し、前年同期の2倍に増加したことが収益性改善に寄与した。