核融合ベンチャーの Helical Fusion が富士電機と資本業務提携を締結し、ヘリックス計画の実用化を目指す。併せてシリーズBで32.3億円を調達した。
核融合発電の実用化を目指す Helical Fusion は、2026年10月8日に富士電機と資本業務提携を締結したと発表した。富士電機は Helical Fusion の公式パートナーとして参画する。併せて Helical Fusion は資金調達としてシリーズBで32.3億円を調達した。ヘリックス計画は最終実証装置の建設と発電の実用化を段階的に進める方針を示している。
ヘリックス計画は2030年代の商用発電を視野に、2020年代中に高温超伝導マグネットとブランケット兼ダイバータの個別実証を完了し、2030年代中に Helix HARUKA の統合実証と Helix KANATA による世界初の実用発電を目指す。現在 Helix HARUKA の製造・建設が 岐阜の核融合科学研究所敷地内で進行中で、国内企業など30社以上が開発に協力している。
富士電機は2025年に Helical Fusion へ高温超電導マグネット用電源装置の供給契約を締結しており、パワーエレクトロニクスやタービン・発電機、監視・制御システム、燃料取扱設備・放射線測定装置など核融合発電システムに必要な技術を保有する。今後は協業を通じて技術開発を進める方針。