日本製麻がFOJの株式を追加取得し、FOJを100%子会社化する。取得価額は非開示で、取得前の保有割合49.2%から追加取得後に100%を取得する予定。譲渡実行は2026年8月31日を予定。
日本製麻は株式会社Food Operation Japanの株式を取得し、FOJを完全子会社化することを決議した。取得前はFOJ株式295株・議決権49.2%を保有しており、今回追加取得で305株・議決権50.8%を取得し、取得後は600株・議決権100%になる。取得価額は非開示で、デューデリジェンス費用等は780万円とされている。
取引は株式取得による子会社化で、取締役会決議日が2026年8月6日、契約締結日も同日、株式譲渡実行日を2026年8月31日予定とする。FOJはラーメン店運営や店舗運営コンサル、ライセンス販売を手掛ける企業であり、銀座八五ブランドを中心とした事業を展開している。
FOJの直近業績は2026年3月期売上高390百万円、営業損失85百万円、純資産20百万円であり、営業赤字が続く状態。日本製麻はFOJを活用し、同社のブランド力と自社のパスタ・レトルト食品製造機能を組み合わせ、国内外の展開や商品開発を目指す方針とされている。
本件の狙いは、銀座八五ブランドを軸にした外食ブランドの展開と、日本製麻の食品製造機能を活かした商品開発・海外展開の連携にある。なお、取得価額は非開示のまま進められる予定で、全社戦略としてFOJを100%子会社化することで意思決定の一体化を図る意図が読み取れる。
FOJの事業については、飲食店運営・店舗運営コンサル・M&A・ライセンス販売を含み、銀座八五を筆頭にミシュラン掲載ブランドを複数展開している点が特徴。日本製麻のボルカノブランドの国産パスタ・レトルト食品製造機能と接続することで、商品化や海外展開の可能性が示唆されている。