エバラ食品工業は茨城県下妻市に建設を予定していた茨城工場(仮称)の着工を延期すると発表した。資材・設備価格の高騰を背景に投資時期を再検討し、既定の28年度稼働計画は未定となった。
エバラ食品工業は14日、茨城県下妻市に建設を予定していた茨城工場(仮称)の着工を延期することを取締役会で決定した。建設資材価格や設備価格の上昇が当初計画費用を大きく上回ることが要因とされ、投資時期を再検討する方針を示している。
茨城工場は敷地面積約6万平方メートルを予定し、同社の国内製造体制再編の柱となる見込みだった。なお、群馬県伊勢崎市の群馬工場は27年3月に操業を停止する予定で、代替として国内グループ拠点での生産移管が進む。
新工場の稼働時期は未定となり、27年3月期の連結決算への影響は軽微とされている。従業員の配置転換はグループ内で行われ、現行の生産計画の一部代替は既に計画されている。
茨城工場の延期決定は、今後の再編方針や設備投資リスクを受けた経営判断の一環として市場に影響を与える可能性がある。今後の続報では、着工再開時期や再計画の具体像が注目される。