ミスミグループ本社は米国に「ミスミ・インプリント基金」を設立し、初期出資として200万米ドルを投入しました。今後は3分野の助成を展開し、グローバル展開を視野に入れるとしています。
ミスミグループ本社は米国でエンジニアリング教育や応用設計・ロボティクス支援を目的としたMISUMI Imprint Foundation(ミスミ・インプリント基金)を設立しました。基金の発足はミスミグループとして初の企業基金で、シード投資額は200万米ドル(約3億円を当時の為替で換算)となります。
基金の設立背景として、人材不足への対応が挙げられます。AIが物理的なシステム分野へ進出する中、エンジニアや機械加工技術者、CNCプログラマー、品質管理、製造現場の監督者などの人材需要が高まっているとしています。
助成の3分野は奨学金・就学支援、ものづくり教育(メイカープログラム)、産学連携です。奨学金はエンジニアリングや製造分野を学ぶ学生への経済的支援を対象とし、メイカースペースの提供や学生ハッカソン参加支援、企業間の連携によるカリキュラム開発などが含まれます。初の助成事業は2027年初頭に開始予定です。
サプライヤーネットワークへの共同出資を呼びかける方針が示されました。参加は任意の年次寄付で、アドバイザリーボードへ参加し助成分野の決定や発表を共同で行うとのことです。基金は米国発足で、将来的にはグローバル展開を見据えています。