SK hynixが米国と日本でメモリ前工程の工場建設を検討していると報じられ、Intelとの協議や米政府の国内生産圧力の動きが伝えられている。具体的な投資先は未決定のままで、前工程拠点の必要性が浮上している。
SK hynixが米国でのメモリ前工程工場建設を検討していると複数報道されており、Intelと協議している案や、 Intelが進めるオハイオ州工場の一部を賃借する案、米国内の大手クラウド事業者と合弁設立する案が挙げられている。これに対し同社は決定した事実はないとしている。
米政府は国内での半導体生産拡大を進めており、前工程の整備を求めているとされる。SK hynixはインディアナ州に約40億ドルを投じて後工程拠点を建設中で、2029年下半期の量産開始を予定する一方、前工程の国内設置にも関心があるとされる。
韓国政府は先端技術の海外移転を審査対象にする可能性があるとして、国家核心技術の流出防止や需要対応の観点から、海外展開を慎重に見極めている。前工程の海外展開には審査のほか関税回避の利点も指摘されている。
日本での工場建設も選択肢として挙がっており、SK hynixが出資する特別目的会社がキオクシアホールディングスの筆頭株主であることを踏まえ、共同生産や日本での工場建設の可能性が示唆されている。