販売戦略コンサルタントの來住政紀氏が、組織の抵抗勢力を動かす鍵はゴールの設定方法にあると指摘する。部門ごとに異なる景色を統一するための、明確なゴール作りが重要だという。
今月の売り上げ目標を掲げるだけでは組織は動かないとして、成果を左右するのはゴールの設定の仕方だと、来住政紀氏は述べる。彼はP&Gやジョンソン・エンド・ジョンソンで営業本部長や日本法人代表を歴任しており、具体的なゴールの作り方が組織を動かすと語る。
人は役割と評価軸が違い、同じ会議室で話していても見ている景色が異なるため、議論が空回りし一歩を踏み出せなくなる。また、失敗したら責められるのではないかといった不安が行動のブレーキになる。
若手の悩みは、いい提案をしても誰も協力してくれないという現象に集約されることが多く、原因は『同じゴールを見ていない』『一歩目が見えない』『効果の確かめ方がない』といったシステムの問題にもつながっている。