Grabは2026年通期の売上高と利益の予想を上方修正した。配車・デリバリー需要の拡大と金融サービスの収益改善が背景で、2026年の通期売上高は41.5億~42億USドルへ、調整後EBITDAは7.9億~8.0億USドルへ引き上げられた。
東南アジアで配車・フードデリバリーを展開するGrab Holdingsは2026年11月3日、同年通期の売上高と利益の予想を上方修正した。配車と宅配サービスの利用増と金融サービス事業の収益改善が背景にある。
Grabは2026年第3四半期(7〜9月)の売上高が前年同期比27%増の11億1,000万USドルとなり、市場予想を上回った。配車とデリバリーの取扱総額は68億USドルに達し、月間利用者数は過去最高の5700万人へ増加した。
金融サービスでは運転手や加盟店向けの融資・保険などの利用が拡大し、四半期として初めて中核事業利益を計上した。CEOのアンソニー・タンは燃料価格上昇や厳しい経済環境にも関わらず利用者が増えていると説明した。
Grabは今後、利用者拡大を収益性改善につなげることが焦点となるとしている。