城内実経済財政担当相は閣議後の記者会見で、デフレ脱却宣言は慎重に判断する必要があると述べた。日銀の2%目標達成の判断と政府宣言の関係が焦点となる中、共同声明の見直しについては明言を避けた。
城内氏はデフレ脱却宣言の是非について「慎重に判断する必要がある」との認識を示した。政府としての評価時期はまだ定まっていないとし、日銀の判断と政府の宣言の整合性を見極める姿勢を繰り返した。
日銀が来週の金融政策決定会合で物価上昇率2%の目標達成を判断するとの見方が市場で取り沙汰されているが、政府側の宣言の時期や条件に関する具体的な案は提示されなかった。
共同声明は2013年1月に公表されたもので、日銀の2%目標の実現に向けた金融緩和の推進を盛り込んでいる。城内氏は宣言を踏み切る場合の見直しについては言及を避けた。
デフレ脱却の判断材料としては消費者物価指数やGDPデフレーターなどの指標に加え、再びデフレへ戻るリスクを含めた総合的な視点が示された。政府は日銀の目標達成と宣言の独立性を強調している。