東邦薬品と丸石製薬がJR東海・JR西日本・JR東日本の3社と連携して新幹線を活用した緊急輸送の実証を公表。広島の物流拠点から石川の拠点へ全身麻酔薬と手指消毒液を定温で輸送し、遅延や温度逸脱、製品破損は発生しなかった。
東邦薬品(東邦HD傘下)と丸石製薬は、大規模災害時の事業継続計画(BCP)構築を目的とした輸送の実証実験をJR東海・JR西日本・JR東日本の3社連携で実施したと発表した。
想定は日本海側の災害により道路・港湾が機能不全となるケース。広島県にある東邦薬品の物流センターから石川県の拠点まで、全身麻酔薬のプロポフォール静注と手指消毒液を輸送した。
輸送には東邦薬品が開発した定温搬送装置「サルム」を使用。厳格な温度管理のもと実施され、新幹線の速達性と搬送技術の組み合わせが有効と確認された。遅延・温度逸脱・製品破損はいずれも発生しなかった。