ブルームバーグのコラムは韓国市場を投資不適格と示唆したが、韓国金融当局は反論した。個別株レバレッジETFの混乱を受け、KOSPIは急落し市場のボラティリティが高まっている。
ブルームバーグ・オピニオンのコラムで韓国市場が投資不適格と指摘されたことに対し、韓国金融委員会は根拠はないとの反論を示した。ただし世界の投資家の認識として市場の値動きが過度に大きい状況への対応が問われている。
今回の急落の直接の引き金は個別株連動の高レバレッジ商品に資金が集中し、上昇時には株価を押し上げる一方、反転時には機械的な売りが連鎖したこととされる。サムスン電子やSKハイニックスといった銘柄が影響力を持った。
KOSPIは6月の高値から一時約40%下落し、2015年の中国株急落時と同程度のボラティリティを示した。レバレッジETF市場からも巨額の資金が流出し、市場の脆弱さが浮き彫りとなった。
市場の回復にはAI投資への懸念後退とともにサムスン電子とSKハイニックスの業績回復が前提となるとの見方があるが、レバレッジ商品の制度設計や信用取引の在り方を含む市場構造の改善が不可欠との指摘もある。