日銀が連休前の市場動向を照会する「レートチェック」を実施したと市場関係者が伝えた。投機的な円売りをけん制する狙いがあるとみられ、介入準備段階と位置付けられている。
18日深夜から19日未明にかけての円相場は1ドル157円台前半から156円台後半へ約1円上昇した。この動きを受け、日銀は金融機関へ為替水準の照会を行う「レートチェック」を実施したことが市場関係者への取材で分かった。
このレートチェックは政府・日銀による為替介入に向けた準備段階と位置付けられており、投機的な円売りをけん制する狙いがあったとみられる。18日には日銀が金融政策決定会合で利上げを決定したものの、全会一致とはならず早期の追加利上げ観測が後退していた。
21日のロンドン市場では157円台前半で推移していた。日銀が照会を実施した事実の前提として、連休前の市場警戒感が高まっていた可能性がある。