創立130年を迎えたニップンはブランド戦略を刷新。新しいマスターブランド「ニップン 彩りごはん。」を発表し、全18品を2026年秋冬にかけて市場投入する。
1896年創業の日本製粉は、事業領域をプレミックスや冷凍食品へと拡張してきた。2021年に社名をニップンへ変更し、130年の節目に向けて技術と消費者起点のものづくりを強化する方針を打ち出した。6月に社長に就任した大田尾亨氏は、挑戦と改革をキーワードに社員へ具体的な行動を促している。
新ブランド「ニップン 彩りごはん。」は、消費者の“主食と主菜を一度に用意したい”という潜在ニーズを捉え、冷凍ワンプレート市場の拡大を受けて9月にブランドを統一して発売された。丸みのある専用容器や食材の配置など、温めムラを抑える工夫が施されている。
同社はウェルビーイングとサステナブルなフードサプライチェーンを軸に、企業ブランドと商品ブランドの接点を強化する戦略を掲げた。130年の歴史を背景に、川上から川下までをカバーする多彩な事業領域を活用し、食の未来づくりに取り組む姿勢を示している。
2026年8月4日に本社で行われた発表会では、6月就任の大田尾社長が新ブランドの名称とロゴを公表し、オーマイプレミアムに次ぐ「第2のマスターブランド」育成を目指す方針を示した。全18品には和食・洋食・中華の幅広いラインアップが含まれている。)