日銀は人工知能関連の需要増がインフレを加速するシナリオとして警戒を強め、7月の決定会合後にリスク要因として明記した。原油価格が下落した局面で、火種になる可能性が指摘されている。
日銀がAI関連の需要増を起点としたインフレの加速シナリオに警戒を強め、7月の金融政策決定会合後に公表された資料でリスク要因と明記した。原油高が落ち着いた後の火種になり得るとの見方も併記されている。
日銀関係者の話として、政策委員会の中でAIに対する意識が変わりつつあり、これまで強い関心を持たれていなかったAIの話題が現在は多くなっているとの認識が示された。7月9日の支店長会議に出席した日銀関係者もAI需要の恩恵を受ける可能性を指摘していると伝えられる。
原油価格の動向が金融環境に影響を及ぼす中、AI関連需要が今後の物価動向のリスク要因として注目されているとの整理となっている。