田辺ファーマは自社創製の抗IL-33抗体を米企業へ導出し、最大約882億円の開発・販売マイルストンを受け取る。中外製薬は自社創製のRAF-MEK分子糊SPYK04を中国企業へ全世界の開発・製造・販売権で導出する契約を締結した。
田辺ファーマは9月28日、自社創製の抗IL-33抗体「MT-2990」について、世界的な開発権と日本以外の商業化権を米国のトレランス・バイオへ導出したと発表した。最大約5億6,000万ドルの開発・販売マイルストンを受け取るほか、株式対価と売上高に応じたロイヤリティも発生する見込みで、日本市場の商業化権は留保される。今後はトレランス・バイオが開発を引き継ぎ、新たな適応症で進展が見込まれる。
中外製薬は9月29日、自社創製のRAF-MEK分子糊「SPYK04」について、中国のInxMedと全世界を対象とするライセンス契約を結んだと発表した。全世界・全適応症での開発・製造・販売の独占実施権をInxMedに許諾し、契約一時金と売上高ロイヤリティを受け取る。SPYK04はRAFとMEKを結ぶことでがんの増殖シグナルを遮断する。
東邦ホールディングスとリプロセルは9月29日、再生医療等製品「ステムカイマル」の流通に関する基本合意書を結んだ。医療機関への供給体制や流通体制を協議し、適用製品の流通拡大を検討する。
丸紅ファーマシューティカルズは9月29日、台湾で過活動膀胱治療薬ジェムテサ(ビベグロン)を発売した。権利は2023年に住友ファーマが杏林製薬から得た地域権を丸紅ファーマシューティカルズが継承しており、台湾での承認は2025年4月に得た。