中国最大級の見本市・中国国際輸入博覧会が上海で開幕。日本企業のブースでは、若者の人気を意識した展示が登場し、エモ消費の拡大が背景にある。
中国国際輸入博覧会が上海で開幕し、世界各国からの出展が集まっている。今回が9回目で、出展社数は4100社以上と過去最多の規模となっている。
JETROのブースには155社が参加したが、クレーンゲームなどの展示は2026年として初めての取り組みとなっている。中国市場の若者を中心に、品質や機能に加え「楽しさ」や「懐かしさ」といった価値を重視するエモ消費の拡大が背景にある。
中国の民間調査機関によれば、エモ消費関連の市場規模はこの4年で約1.7倍に拡大しており、2025年には約64兆円規模に達する見込みで新たな需要の掘り起こしを狙っている。
JETRO上海事務所の田中正義部長は、自己満足的な消費が伸びているとし、他者の見られ方より自分がどう満足したいかという視点が重要になっていると語った。