台湾高速鉄道の新型車両N700STが山口県の工場で披露され、12編成・総額は台湾ドル258億(約1260億円)に上る。一方、日本の新幹線技術を導入予定だったインドの高速鉄道計画は開通時期と車両調達で折り合いがつかず、遅延が続く見通しと報じられている。
山口県の工場で台湾高速鉄道の新型車両N700STが披露され、日立と東芝の連合が製造を担い、12編成の総額は258億台湾ドルに達する。これに対し、日本の新幹線技術を導入するはずだったインドの高速鉄道計画は開通が大幅に遅れ、車両の調達も価格や納期で折り合っていない。
海外メディアの報道を通じて、台湾は日本製を高額でも選択する背景と、日本側の輸出実績がインドとは別の展開を見せている現状が整理されている。
ブルームバーグは2015年の日印協定のもと全長508kmの区間建設を決定した経緯を振り返っており、初期想定費用9763億ルピーのうち81%が日本の融資で賄われる見込みだったと伝えている。
インド鉄道省は日本側との協議は順調と説明、2030年代前半にE10系車両を提供する方針を示し、工事は急速に進んでいるとされている。