図研のドイツ子会社Zuken GmbHとその傘下企業が第三者のサイバー攻撃を受け、一部サーバーに障害が発生した。日本・英米・アジアの拠点では攻撃の確認はなく、被害の全容と業績影響は現在調査中である。
10月23日、日本時間でZuken GmbHとその子会社のサーバーが第三者のサイバー攻撃を受けたと公表され、その直後に被害拡大を防ぐ措置が取られた。攻撃の影響として一部システムの障害が確認され、現在は外部専門家とともに状況の調査が進められている。
同日公表時点で日本国内・英国・米国・アジアのグループ拠点への攻撃は確認されていないとされ、業績への影響については精査中とされている。具体的なランサムウェア感染や顧客情報・設計データの漏えいは断定されていない。
Zuken GmbHは図研グループの欧州拠点で、CR-8000やE3.seriesといった設計ソフトを扱う拠点として案内されている。今回の攻撃によって、顧客との設計データの取り扱いに影響が及ぶ可能性があるが、現時点では詳細は開示されていない。
今後の対応として、図研は外部調査の進捗や追加開示が生じた場合の公表方針を示しており、海外拠点の障害の有無や業績影響の判定を継続している。
攻撃の対象はZuken GmbHおよびその子会社のサーバーであり、日本・英米・アジアの拠点では攻撃が確認されていないとされている。現時点の公表には、特定製品の停止や顧客環境への侵入、設計データの流出を断定する情報は含まれていない。