三菱電機は米国Nozomi Networksの技術を活用し、産業機器上でOTセキュリティーを実現する新ソリューションを開発した。Nozomi Arc拡張機能として組み込み、2027年度中の提供開始を予定している。
欧州の法規制対応とIoT化の進展を背景に、産業機器のセキュリティー強化が求められている中で、本ソリューションの開発が発表された。三菱電機は2026年1月に米Nozomi Networksを完全子会社化しており、同社のOTセキュリティー技術を活用する。
本ソリューションはNozomi Arcの監視機能を三菱電機のコントローラ製品などへ搭載し、USBモニタリングやマルウェア検知・隔離・削除、ソフトウェア管理を通じて製品セキュリティーを強化する。
OT/IoT資産の可視化と脅威検知の連携により、個々の機器と全体の状態・通信を一元把握することを目指す。欧州のCRAをはじめとする法令・規格対応を見据え、装置全体の安定運用に寄与するとしている。
第一弾の搭載製品はJIMTOF2026で参考出展される予定で、2027年度中の市場提供を目指している。
今後はOT機器へ順次搭載し、産業機器メーカーへの提供を拡大することでOT環境のセキュリティレベル向上と可視化を促進する。