センコーグループホールディングスの連結子会社の元従業員3名が背任容疑で逮捕され、内部調査で2019年度〜2024年度にかけて約3億6,746万円の架空・水増し請求を認定したと発表された。
2026年11月2日、大阪府警は南大阪センコー運輸整備の元営業所長2人と取引先の運送会社代表の計3名を背任の疑いで逮捕した。架空の運送代金を2022年10月〜2025年1月の間、計28回請求させ、同社に約1億3,600万円の損害を与えたとされる。
同日、同社は2025年11月に公表した内部調査報告書で、2019年度〜2024年度にかけて税抜3億6,746万6,000円の架空・水増し請求を認定したと説明している。調査は配送協力会社を通じた現金のキックバックや配車表の改ざんを不正の根拠として挙げた。
逮捕容疑額と内部調査認定額の対象期間・取引は異なるとされ、今回の逮捕が内部調査認定額をそのまま意味するわけではないとの見解が示された。捜査・司法手続きの進展次第で結論が出る見通しだ。
センコーグループは警察捜査への全面協力と内部統制・管理体制・従業員教育の強化を表明している。今後、再発防止のためのガバナンス強化策の実施状況に注目が集まる。