建設26社のうち24社が、コンクリート硬化後に鉄骨部材を取り付ける構造用あと施工アンカーの適用範囲を、国土交通省の強度指定取得によって拡大した。対象は60m以下の新築や改修工事で導入可能となる。
ゼネコンなど24社は、 RC造の躯体に対してコンクリート硬化後も鉄骨部材を取り付けられる構造用あと施工アンカーの適用範囲を拡張するため、国土交通省から強度指定を取得した。これにより、高さ60メートル以下の建物の新築や既存建物の増改築・大規模修繕工事に適用できるようになった。
指定を取得したのは24社で、対象となる接合部は RC造のスラブ・床用小梁、耐風用小梁と間柱、ひさし受け小梁と間柱、階段の4カ所。工具は日本ヒルティ製に限られ、構造部材の認定も取得した。
設計・適用拡大に向けて26社は構造用あと施工アンカー研究会を幹事社の飛島建設を中心に設立し、技術者向け講習会や修了証の発行を通じて普及を図る。これまで課題となっていた施工管理の高精度化や騒音・振動・廃棄物の抑制にも効果が期待される。