15日の日経平均は3,300円安の歴代3位の下落幅を記録。米CPIの上振れをきっかけにコアウィーブショックが意識され、AI関連銘柄の資金調達リスクが再浮上したが、16日には日経平均が切り返して株安連鎖は回避された。
15日の日経平均株価は3,300円下落して歴代3位の下落幅となった。一方、米国株は同日反発しており、翌16日に再び日経平均は切り返した。これにより株安連鎖は回避されたとの見方が広がった。
背景として、米CPIのコア指数が市場予想を上回り、米利上げ観測が再燃したことが挙げられる。特にAI関連企業の資金調達コストの上昇が懸念を強め、コアウィーブ社の社債利回りが急上昇して株価も大幅に下落した。
コアウィーブはネオクラウド分野の先駆けとされ、他のAI関連銘柄にも信用不安が波及したが、CDSの動きは大手ハイパースケーラーにはさほど影響が出ていないとの見込みも示された。ASMLとTSMCの決算が好調で、半導体需要の旺盛さが市場の懸念を和らげる要因となっている。
今後は大手ハイパースケーラーの決算やAI関連企業の業績動向が焦点となり、懸念が限定的かどうかが市場の注目点となる見込みだ。