決済大手StripeがOpenRouterを約75億ドルで買収することで、総額は約1兆1925億円規模となる。併せて開示された投資家向け書簡には、“シンギュラリティ”を経営の前提として位置づける趣旨が記されている。
OpenRouterの買収をStripeが認めたのは同日で、买収額は約75億ドルと伝えられ、創業者らが手にする額は約15億ドル(約2385億円)と報じられている。買収は非上場のまま進められ、総額は約1兆1925億円に相当するとされる。OpenRouterはAIモデルを一つのAPIで使い分ける中継サービスであり、StripeのAIインフラ強化の要となると見られている。
上期の売上高は前年同期比41%増、フリーキャッシュフローは43%増だった。ストライプはAI・暗号資産企業の比率が2倍以上になっているとし、OpenAIやAnthropicを含む企業がプラットフォーム上でサービスを構築していると説明している。
書簡は8月に正式公開され、署名には共同創業者のコリソン兄弟と技術・事業担当プレジデントが含まれている。シンギュラリティの概念を経営前提として明示した点が特徴であり、8カ月にわたり前提としてきた主張が改めて取り上げられている。