フルヤ金属は次世代素材の金属ナノ粒子の研究開発と量産化を本格展開へ。京都大学の北川教授との共同研究を背景に、連続フロー製造や洗浄技術など三つのコア技術で産業応用を目指す。
フルヤ金属は次世代の革新素材として期待される金属ナノ粒子の研究開発と量産化に対応する技術展開を本格的に推進し、同社公式Webサイトに特設ページを公開した。背景には京都大学 大学院理学研究科の北川宏教授との共同研究があり、社会実装を視野に入れた技術基盤の構築を進めている。
金属ナノ粒子は貴金属を含む多様な金属の微粒子や合金粒子で、環境・エネルギー分野の触媒や次世代電子材料などでの活用が期待されている。フルヤ金属はPdやRu、Pt、Irといった貴金属に加え、Fe、Co、Niといった金属のナノ粒子化にも対応できる量産体制を整え、固溶ナノ合金を酸化物担持触媒として製造する技術も有している。
同社は研究開発用途から量産化までを一貫して支援するプラットフォームを保有しており、独自の合成と洗浄技術を活用して、少量試作から量産化へ移行する体制を整えている。特設ページでは技術展開の背景や特徴、今後の活用領域を体系的に解説している。
金属ナノ粒子の量産化を支える三つのコア技術として、連続フロー型製造装置による粒径制御、保護剤や不純物除去を行う洗浄・精製技術、そして量産化プロセス設計技術が挙げられており、研究開発段階から量産化までの適用を想定したプロセス設計が進む。