東洋紡はTX(Toyobo Transformation)の一環として、現場の言葉を“教えて育てる”AIエージェントで製造の知識を引き出す取り組みをAWS Summit Japan 2026で紹介した。現場の知識を現場と共に育てる設計と運用を語った。
東洋紡はTXの一環として、現場への生成AI技術の導入を進めている。TXの説明役として坂倉広也氏が登壇し、現場と共に育てるエージェンティックRAGの設計と運用について話した。
現場の知識が探せない・伝わらない・生かされていないという問題が共通して浮かび、忙しさ・属人化・複雑化の三条件が現場知識の共有を妨げている現状が指摘された。現場の言葉と文書知識をつなぐことが目標とされた。
初期段階ではシンプルなRAGを用い、現場用語と社内文書を基に知識ベースを構築したが、正確性は0.45程度にとどまり、現場からは使えないとの声が出た。現場の運用負荷や効果の見込みが課題として挙げられた。