日銀の政策や金利・物価・為替の動きが、企業業績が好調でも株価が下がる要因として働く。米国景気動向やAI関連投資の動きも日本株に影響を与える。
企業の業績が良くても株価が下がることの背景には、マクロ経済指標の動きが大きく影響しているという視点があり、日銀の金融政策、物価の動向、為替、市場の期待感などが複合的に作用する。
日銀の金融政策と長期金利の動向は、企業の資金調達コストや将来の利益の割引現在価値に影響を及ぼし、PERの水準にも関係する。金利上昇局面では成長株の評価に影響が出やすいが、利益成長が市場予想を上回る企業には依然として評価される余地があると解説される。
物価の動向と実質賃金の変化は国内消費に直結し、名目賃金と購买力の差が企業の売上や利益に影響する。賃金が上昇しても物価が上回る場合には購買力が低下する可能性があり、消費関連株の動向は賃金動向と物価の組み合わせに左右される。
米国景気の動向やAI関連投資の動向も、日本株の現在地を読み解くうえで重要で、今後の為替動向や資源価格動向と合わせて総合的に観察する必要がある。