ドバイの富豪の依頼をきっかけに、日産パトロールの海外仕様を大改造したHKS製モンスターマシンの概要を伝える。全長約5m超、全幅約1.9mのラージボディに、最高出力1014psを発生するエンジンを搭載した。
5代目の日産パトロールを基に、ドバイのセレブのオーダーでHKSが徹底改造した車両の概要を紹介する。車両は海外仕様の5速MTを想定しつつ、国内仕様の5速ATに対して大幅な強化が行われ、全長は5m超、全幅は1.9m超の堂々としたボディに仕上げられている。
エンジン周りはワンオフで一から作り直され、鍛造ピストンやH断面コンロッド、フルカウンタークランクなど腰下を強化。ヘッド周りには264度の作用角を持つワンオフカム、サージタンクはカーボン製、ラジエターやインタークーラーもワンオフで容量を増やす設計となっている。
ターボはギャレット製GT4508Rをドッキングし、エンジンマネジメントはF-CON Vプロを採用。最大ブースト1.87kg/cm2で、最高出力1014psを5500rpm、最大トルク141.8kgmを4000rpmで発生させる。車重は2トンを超えるが、パワーウェイトレシオは2kg/ps台に達する。
駆動系はミッション含むワンオフパーツで強化され、クラッチはメタルのトリプルプレートに換装。リヤオーバーハングにはミッションオイルクーラーを装備する一方、ブレーキはオーナーのリクエストでパッドのみエンドレス製に交換している。