イスタンブールで世界最大級の病院運営を担う双日社員が、日本とトルコの強みを融合した医療サービスの実態と現地での管理業務を紹介します。
トルコ・イスタンブールで、現地パートナーと共同運営する世界最大級の病院に携わる牛木真之さんは、同病院が約2,800床、延べ床面積約100万平方メートルの規模を誇り、地域医療を支える中核として機能していると語る。病院は2020年の開院以降、医療サービスの提供を続けている。日本とトルコの知見を掛け合わせ、医療機器には日本製品を採用するなど、運営面でも両国のマネジメント手法を取り入れている。牛木さんは事業全体の進捗管理や課題解決、関係者との調整、現地チームのマネジメントを担っている。
日常業務は多関係者と連携し、日本との時差を踏まえた会議をこなすことが多い。タイムスケジュールとしては、東京本社との会議、現地関係者との会議、病院見学の案内、進捗確認や社内資料作成といった流れが日々繰り返される。現地での言語環境には英語を主に用いる一方、時にはトルコ語のみの会議にも参加する場面がある。スポーツイベントなど社内活動を通じた現地スタッフとの交流も業務の一部である。
異文化の違いにも触れ、意思決定のスピードや進め方の違いを実感している。現地では迅速な意思決定と行動が重視され、日本では事前準備と関係者調整を重ね丁寧に進める傾向がある。両方の強みを理解し、状況に応じて最適なバランスを取ることが、グローバル環境での醍醐味だと語る。異なる文化の人々と協働する中で視野が広がり、多角的な物の見方を身につけたという。