米上昇局面で注目される米国比率の高い日本企業としてリクルートとラウンドワンの共通点が指摘され、FOMCの利上げ決定と日銀の動向を背景に市場の視点が展開された。
米国の利上げが全会一致で決定され、米国経済の堅調さが再確認されたとの観測が広がる中、米国市場での売上比率が高い日本企業としてリクルートホールディングスやラウンドワンへの需要拡大が見込まれるとの分析が挙げられている。これにより、米国内の個人消費や雇用情勢を追い風に米市場での需要を取り込む企業へ関心が集まっている。
日銀の0.25%の利上げ決定後もドル高・円安が進行した理由として、0.5%への更なる利上げ期待の反動や委員間の意見対立、国内CPIの伸び鈍化が挙げられ、日米金利差の影響が続くとの見方が示された。円安が進んだ一方で追加利上げの可能性は弱まり、為替市場は金利差を重視した動きを継続している。
番組内の「大川道場」ではメガバンク最大手の三菱UFJフィナンシャル・グループの投資見通しが取り上げられ、国内金利だけでなくグローバルな資金需要に対応する体制が強みとして指摘された。海外事業や国際的案件への対応力を背景に、本業の収益を伸ばせる構造が強調された。
今週は米国の新築住宅販売件数や耐久財受注、ミシガン大学消費者信頼感指数などの重要統計が相次ぎ発表予定で、これらの指標が今後の景気シナリオの先行指標になると見られている。長期金利動向や為替の変動を含め、波乱相場への対応として現物投資と分散投資の姿勢が重視されている。