前週の中国株は3週ぶりに反発し、全人代常務委員会での経済支援期待や主要銘柄の決算動向が市場を左右した。週内の動きと終盤の展開を要点だけ伝える。
前週(24日〜28日)の中国株式市場で、上海総合指数は28日終値3952.18と前日比1.2%高となり、週間ベースで3週ぶりの反発となった。週初は下落が続いたが、25日以降は反発が続き、27日まで3日連続で上昇した。
週前半はアリババの新株発行による約100億ドル規模の資金調達計画が伝わり、AI関連投資への懸念が広がってハイテク株が売られた。一方、全人代常務委員会で成長支援を示唆する財政刺激策のシグナルへの期待が高まって買いが優勢となり、相場を押し上げた。
週後半にはエヌビディアの最新四半期決算が好調で海外株高の流れを受け、中国市場のハイテク株やAI関連サプライチェーン株に買いが広がった。全人代常務委員会での経済支援期待感も相場を支援材料とみられた。
週末は米長期金利上昇の影響などで地合いが軟化し、バイオ・半導体株を中心に売りも出た。トランプ大統領の対中制裁警告なども売り材料として伝えられた。8月31日〜9月4日の主要指標発表や米中関係の動向が注目される。